この記事では、
「アダルトチルドレンが抱えがちな12種類の悩みとそれぞれの克服のコツ」として、【衝動的に行動してしまう】の原因と改善方法をまとめました。
✅今回のポイント
・衝動的な行動をすることは、自分自身にもマイナスの影響を与える可能性があるため、自己コントロールが重要です。
・衝動的な行動をコントロールする方法として、感情をコントロールする、一呼吸置く、プランを立てて行動することが挙げられます。
・自己コントロールをすることで、自分自身と周りの人を守り、健全な人間関係を築くことができます。
この記事を書いている私のかんたんな自己紹介をしますと・・・
【20年来のアダルトチルドレン・HSPの生きづらさを克服】
現在はナチュラル自己実現カウンセラーとして、カウンセリングとコーチングをかけ合わせた独自のメソッドで、生きづらさの克服は言うまでもなく、更に本来の素質を活かした自己実現までをワンストップでサポートしています。
私自身が生きづらさの克服のために、期間にして5年・400万円以上かけてNLP、カウンセリング、コーチングを学びました。
それぞれの失敗、成功の試行錯誤を繰り返しており、何をどのように使えば良いのか肌感覚で理解していると自負しています。
こういった体験を元に書きます。
1.この記事を読むとわかること
今回の記事では、「アダルトチルドレンは衝動的に行動してしまう」を解説します。
この記事を読むことで、
・衝動的な行動をすることのデメリットや、周りへの影響について理解できます。
・衝動的な行動をコントロールする方法について、具体的な3つのステップを学ぶことができます。
・自己コントロールをすることで、自分自身と周りの人を守り、健全な人間関係を築くことができることが分かります。また、衝動的な行動に悩む人が多いことも知ることができます。
衝動的に行動してしまうことがある人は、自己コントロールが弱く、精神的なストレスや人間関係のトラブル、不安などが原因となって行動することがあります。
そのため、これらの行動によって周りの人に迷惑や損害を与えたり、自分自身にもマイナスの影響を及ぼす可能性があります。
2.衝動的に行動してしまうとはどういうことか?
機能不全家庭で育った人が衝動的な行動をとる理由は、様々な要因が考えられます。
一般的に、機能不全家庭では親子関係が不安定であり、子供たちは安定した愛着関係を築くことができません。
このような状況に置かれることで、不安定な感情を抱きやすくなり、衝動的な行動をとる可能性が高くなります。
また、親が過保護であったり、子供たちの行動を放置したりすることが多いため、自己規律を欠いたり、他人との関係を築くための適切なスキルを学ぶことができない場合があります。
これらの問題があるため、衝動的に行動してしまうことがあります。
例えば…
・怒りによる衝動的な行動
喧嘩を始めたり、暴力を振るったりすること
・欲求不満による衝動的な行動
ショッピング依存症に陥って、無駄遣いをしてしまうこと
・不安による衝動的な行動
ストレスがたまっているときに、タバコやアルコールを過剰に摂取してしまうこと
私の場合は、怒りの感情のコントロールに悩みました。
この感情の奥には、◯◯でなければならないと思いこみや、他人の目を気にして言いたいことを言えない我慢がありました。
それらがちょっとしたキッカケで爆発してキレてしまうのです。
衝動的な行動は、感情に支配されることが多く、理性的に考えることができないため、自己コントロールをすることが難しいとされています。
しかし、感情をコントロールする方法や、行動する前に一呼吸置くことで冷静に考えることができるようになるため、改善の余地はあります。
3.改善のための3ステップ
では、改善する3ステップを紹介します。
【ステップ1.】感情をコントロールする方法を学ぶ
感情をコントロールするための方法としては、深呼吸やリラックスすること、スポーツやヨガなどで運動すること、ストレスを発散する方法を身につけることなどがあります。
【ステップ2.】行動する前に一呼吸置くこと
行動する前に一呼吸置くことで、冷静になることができ、衝動的な行動を防ぐことができます。
例えば、怒りが湧いたときには、深呼吸をして、自分の感情を抑えることが大切です。
【ステップ3.】プランを立てて行動する
衝動的な行動は、計画性がなく、感情に流されて行動することが多いため、プランを立てて行動することが重要です。
例えば、ショッピング依存症であれば、予算を決めてから買い物をする、浮気をしないためには、パートナーとの約束を守ることなどが挙げられます。
4.まずは何をすれば良い?
衝動的に行動してしまうことを改善するためには、まずは自己認識を高めることが重要です。
自分がどのような状況や感情で衝動的に行動する傾向があるのかを自己観察し、原因やパターンを把握することが必要です。
自分自身の気持ちや感情を意識的に観察し、日々の生活の中で自分がどのような反応を示すかを見つめることができます。
このように自己認識を高めることで、自分がどのような状況で衝動的に行動してしまうのかを把握し、自己コントロールするためのステップを踏むことができます。
また、アダルトチルドレンのためのセッションを毎月5名さま限定特別価格にて提供しています。
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5.まとめ
・衝動的な行動をすることは、周りの人に迷惑や損害を与え、自分自身にもマイナスの影響を与える可能性があるため、自己コントロールが重要です。
・衝動的な行動をコントロールする方法として、感情をコントロールする、一呼吸置く、プランを立てて行動することが挙げられます。
・自己コントロールをすることで、自分自身と周りの人を守り、健全な人間関係を築くことができます。
参考(J・G・ウォイティッツ著/アダルトチルドレン/金剛出版)