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アダルトチルドレンは人と親密な関係を築きにくい【12の特徴その6】

この記事では、
「アダルトチルドレンが抱えがちな12種類の悩みとそれぞれの克服のコツ」として、【人と親密な関係を築きにくい】の原因と改善方法をまとめました。

 

✅今回のポイント

・人間関係が築きづらいのは、健全で親密な人間関係を知らないから
・一貫性のない条件付きの愛情しか受けていないから、親密になるのが怖い
・根本原因を理解したうえで、100%自分の味方になる意識付けをしよう

この記事を書いている私のかんたんな自己紹介をしますと・・・

【20年来のアダルトチルドレン・HSPの生きづらさを克服】

現在はナチュラル自己実現カウンセラーとして、カウンセリングとコーチングをかけ合わせた独自のメソッドで、生きづらさの克服は言うまでもなく、更に本来の素質を活かした自己実現までをワンストップでサポートしています。

私自身が生きづらさの克服のために、期間にして5年・400万円以上かけてNLP、カウンセリング、コーチングを学びました。

それぞれの失敗、成功の試行錯誤を繰り返しており、何をどのように使えば良いのか肌感覚で理解していると自負しています。

こういった体験を元に書きます。

 

目次

1.この記事を読むとわかること

今回の記事では、「アダルトチルドレンは人と親密な関係を築きにくい」を解説します。

この記事を読むことで、

・なぜ他者と親密な関係を作れないのか
・いつも似たようなパターンで人間関係が切れてしまう
・いつも他人に振り回されてしまう

これらの根本原因と改善方法がわかり、他者と親密な関係を作るために行動する勇気が得られます。

そして、全く新しい健全な人間関係をつくり人生を変えるキッカケをつかめます。

逆に何もしないと、新しい人間関係を作ることができず、疎外感や孤独感を抱えたままジリ貧状態に陥ってしまうことになります。

また、他者基準が抜けなく、他人にいつも振り回されて悩みが絶えない日々を送ってしまうことにもなりかねません。

 

2.人と親密な関係を築きにくいとはどういうことか?

アダルトチルドレンは人間関係が極端に苦手です。

なぜなら、そもそもの健全で親密な人間関係を知らないからです。

本来、健全な人間関係というものは両親から自然に学び取るもの。

 

しかし、一貫性のない条件付きの愛情しか体験していないアダルトチルドレンは、健全な人間関係を学ぶ機会がありませんでした。

 

それだけでなく、日常的なジャッジから見捨てられる恐怖が脳内にこびりついています。

子供にとって両親から見捨てられる恐怖ほど恐ろしいものはありません。

ところが、アダルトチルドレンの親は条件付きの愛で、容赦なく見捨てる恐怖を振りまいてきました。

 

その経験から、他人と親密になりたいけど見捨てられるのが怖い、という相反する気持ちが衝突を起こしています。

話はかわりますが、人間関係を作っていく上ではお互いの関わりを増やさなければなりません。

その途中で何らかの不一致や不和は起こるもの。

 

しかし、アダルトチルドレンはどんなに小さなものであっても、対人関係のいざこざは見捨てられることに直結して深刻に考えてしまいます。

反射的に恐怖がわき起こり、怒りや不安からパニック状態になってしまい事態を余計に複雑にさせるのです。

これを回避するには相手にとって都合の良い人間になるしかありません。

 

相手を引き止めておくために常に何かをせねばならないようになります。

これがいわゆる他人軸の状態です。

 

これではいつまで経っても自分に自信を持つことができません。

自分は自分のままで良いと感じることはできません。

そのままで人から愛される存在なのだと思うことはできません。

挙げ句には、他人からの承認で自分の存在可否が決まってしまう状態に陥ってしまいます。

 

私の実例

私の母は気にらないことがあるとすぐにヒステリーを起こす人でした。

今でも覚えているのが、

・アトピーの手を見てお岩のようで気持ちが悪いと言われた
・明日までに、ぜんそくを治さなければ施設行きだと言われた
・門限を破ると、家のカギが掛かっていて3時間以上外に締め出された

これらは私が見捨てられ恐怖を持ってしまった原因だと考えています。

社会人となってからは、

・上役やお客さんに失礼が無いように考えすぎて、頭が真っ白になる
・部下が言う通りに仕事をしないとカッとなってしまう
・メールやLINEで返事がこないと何か悪いことをしたかと不安に襲われる

このようなことに悩まされました。

3.改善のための3ステップ

では、アダルトチルドレンが人と親密な関係を築くための3ステップを紹介します。

ステップ1.根本原因を理解する

繰り返しになりますが、アダルトチルドレンが人間関係に苦手意識を持ってしまう根本原因は、そもそも健全で親密な人間関係を知らないからにほかなりません。

あなた自身の特性、資質などの問題では無いことをしっかりと理解してください。

 

ステップ2.自己受容の意識付けをする

この内容に限りませんが、アダルトチルドレンの生きづらさは両親からの条件付きの愛情により、ありのままの自分を受け入れられていないことによります。

これをあるべき姿に戻す方法の一つとして、自分自身でありのままの自分を受け入れる自己受容があります。

まずは、「自分自身に100%味方する」を意識してください。

 

ステップ3.もし、そうなったときにどうするかを決めておく

アダルトチルドレンにとって、ストレスやパニックになるのは自分が他人から否定的に見られた時にどう対処したら良いのかわからない時です。

これは逆説的に言うと、どうしたら良いのかがわかれば対処でき、ストレスにはなりません。

ポイントとなるのは、これらを事前に決めておくということです。

事前にやることを決めておけば、余計なストレスはかからず安心できます。

例えば深呼吸をする。慌てている心の声を落ち着いて聞いてみる。

などですね。

4.まずは何をすれば良い?

まずは根本原因をしっかりと理解しましょう。

アダルトチルドレンはものごとが思うように進まないと、反射的に自己批判し、現実逃避しがちです。

厳しいようですが、それでは何も解決しません。

 

これらの問題は育った環境からくるものであり、あなた自身には一切罪はありません。

繰り返しますが、アダルトチルドレンには一切罪はありません。

自分を責めて、罪悪感を感じる必要はないのです。

スモールステップで改善のための行動を始めましょう。

 

まずは一度私とお試しセッションはいかがでしょうか?

あなたの状況に最適な改善行動プランを提案します。

5.まとめ

・人間関係が築きづらいのは、健全で親密な人間関係を知らないから
・一貫性のない条件付きの愛情しか受けていないから、親密になるのが怖い
・根本原因を理解したうえで、100%自分の味方になる意識付けをしよう

 

参考(J・G・ウォイティッツ著/アダルトチルドレン/金剛出版)

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