アダルトチルドレンのための自分を犠牲にしないで幸せに生きる方法

2023年4月17日2024年2月4日

自己犠牲の連鎖から抜け出せず、生きづらさを感じているあなたへ。

まず、自分自身を大切にすることが解決の鍵です。

確かに自分を犠牲にすることで他者を思いやる優しさや配慮は素晴らしいと思います。

しかし、それが過度になり自分自身を犠牲にしてしまうと、心身の健康に悪影響を及ぼすこともあるのです。

そこで、この記事では自己犠牲から抜け出すための３ステップをご紹介します。

自分を犠牲にすることで生じる悩みやストレスを解消し、自分自身を大切にする方法を探ってみましょう。

そして、自分を犠牲にせず、幸福な人生を歩みましょう。

1.今回のポイント

・自己犠牲は他者を思いやる優しさや配慮の表れかもしれないが、過度になると心身の健康に悪影響を及ぼす可能性がある。

・自己犠牲から抜け出すためには、自分自身を大切にすることが重要であり、自分のニーズや感情を無視せずに受容することが大事。

・自己犠牲を解消するための３ステップとして、自己認識を高める、自己肯定感を育む、自己ケアを大切にすることが効果的。

この記事を書いている私のかんたんな自己紹介をしますと・・・

小笠原裕太

【20年来のアダルトチルドレン・愛着障害・HSPの生きづらさを克服】

現在はナチュラル自己実現カウンセラーとして、主にアダルトチルドレン・愛着障害・HSPの方に向けて生きづらさを克服するカウンセリングとコーチングを提供しています。

生きづらさの克服は言うまでもなく、更に本来の素質を活かした自己実現までをワンストップでサポートしています。

私自身は生きづらさの克服のために、期間にして5年・400万円以上かけてNLP、カウンセリング、コーチングを学んできました。

それぞれの失敗、成功の試行錯誤を繰り返しており、何をどのように使えば良いのか肌感覚で理解していると自負しています。

2.この記事を読むとわかること

今回の記事では、「自己犠牲」について解説します。

この記事を読むことで、

・自己犠牲の陥りやすいパターンを理解し、自分自身を大切にする視点を持つことで、心身の健康を守りながら人間関係をより健全に築くことができる。

・自己犠牲によるストレスや負担を軽減し、自分自身を癒し、自分自身を尊重する方法を学ぶことで、自分自身への自信と自己肯定感を高めることができる。

・自己犠牲から抜け出すための具体的なステップを知り、自己認識の向上、自己肯定感の向上、自己ケアの重要性を実践することで、より充実した人生を送ることができる。

アダルトチルドレンにとって、自己犠牲は一つの特徴と言えるでしょう。

なぜなら、アダルトチルドレンは子ども時代に親からの心理的・身体的な虐待や無視を経験し、自分自身の価値を見失ってしまったため、他者を優先し自分自身を犠牲にする傾向があるからです。

とはいえ、他者を助けることができるというポジティブな面もあります。

しかし、長期的にみると自己犠牲がもたらす影響は深刻となることが多いです。

自分自身を無視し、他者の期待に応えようとするあまり、自己肯定感や自己価値を下げ、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

3.そもそも「自己犠牲」てなに？

自己犠牲とは、他者のために自分自身を犠牲にすることを指します。

アダルトチルドレンにとっては、自分自身を犠牲にしてでも他者を助けようとする傾向があると言われています。

自己犠牲は、自分自身を犠牲にすることで他者からの承認や愛を得ようとする行動や考え方とも言えるでしょう。

例えば、アダルトチルドレンの中には、自分自身の感情や欲求を無視し、他者の期待に応えようとする人がいます。

自分自身の意見や希望を抑え、他者の意見を優先し、自分自身を犠牲にしてまで他者をサポートしようとする姿勢が見られることがあります。

また、自分自身に厳しい基準を課し、自分を犠牲にしてでも完璧を追求しようとする傾向もあります。

自己犠牲をすることは、他者を助けるための善行として評価されることがあります。

しかし、自己犠牲が持つリスクやデメリットも考慮する必要があります。

自分自身を犠牲にして他者を助けることで、自分自身の感情や欲求を無視し、自己肯定感や自己価値を下げる可能性があるからです。

また、長期的にみると、自己犠牲が心身の健康に悪影響を及ぼします。

4.プラスになる考え方・マイナスになる考え方

■プラスになる考え方

自己犠牲を回避するためには、自分自身を大切にすることが重要です。
自分のニーズや欲求を無視せずに、自分の時間やエネルギーを大切に使い、自分の幸福や健康を優先する考え方が良いと言えます。
自分自身を愛し、自分の価値を理解することで、自分自身を犠牲にすることなく、バランスの取れた人間関係を築くことができます。

■マイナスになる考え方

自己犠牲を美徳として捉え、自分自身を犠牲にして他人のために尽くすことを優先する考え方は好ましくありません。
自分自身を犠牲にすることを当然のように受け入れ、自己肯定感を犠牲にしてしまうことで、心身の健康に悪影響を及ぼします。
自分のニーズや欲求を無視し、自分を犠牲にすることを繰り返すと、自分自身の幸福や満足感を犠牲にしてしまいます。

5.改善への3ステップ

「自己犠牲」を改善するための３つのステップは以下の通りです。

自己肯定感を高める

自己肯定感を高めることで、自分自身を大切にする意識を持つことができます。
自分自身に対して自分自身を受け入れ、自分自身を評価することで、他者の期待や要求に応えるために自己犠牲をする必要性を減らすことができます。

・自分自身に対してポジティブな言葉をかける。
毎日の日記やメモを使って、自分自身の良いところや成果を振り返る習慣をつける。

・自分の感情や欲求を大切にし、自分自身の気持ちを優先する。他者の期待に応える前に、自分自身の気持ちを考える習慣を持つ。

・自分の強みや趣味、興味を追求し、自分自身を成長させることに意識を向ける。

自分自身を大切にする時間を作る

自己犠牲をする傾向がある場合、自分自身を犠牲にして他者を優先することが多いかもしれません。
しかし、自分自身を大切にする時間を作ることが重要です。
自分自身をリフレッシュし、自己の気づきを深めるために、自分だけの時間を持つことが必要です。

・自分自身のための趣味や興味を持つ時間を作る。
自分自身が楽しいと思えることに時間を割くことで、自分自身をリフレッシュする。

・自分自身を癒す時間を作る。
マッサージや入浴など、自分自身を癒す時間を大切にすることで、自己の気づきを促進する。

・自分自身を振り返る時間を持つ。
自己啓発の本を読んだり、自分自身の考えを整理する時間を持つことで、自己の気づきを深める。

自己肯定感の向上と自己犠牲のバランスを見直す

自己犠牲をすることが習慣になっている場合、自己肯定感の向上と自己犠牲のバランスを見直すことが必要です。
自己肯定感を高めながら、自己犠牲をする必要性や範囲を見極めることで、健全な関係を築くことができます。

・自分自身に問いかける習慣を持つ。
自分自身の気持ちや状況を冷静に見つめ、自己犠牲をする必要性や範囲を考える。

・自己犠牲をする際には、自分自身の限界を認識し、無理をせずに適度な範囲で行うことを意識する。
自分自身を犠牲にすることなく、自己のケアを優先する習慣を持つ。

・相手の責任や自己責任を明確に分けることを意識する。
自分自身が全てを背負い込む必要はなく、相手にも責任を持たせることで、健全な関係を築くことができる。