ダブルバインドという心のジレンマを、知っていますか?
家族や社会の期待に応えようとするけど、現実との間で矛盾を感じ苦しんでいる。
そんなジレンマに苦しむアダルトチルドレンのみなさんへのアドバイスをお届けします。
今回は、なぜダブルバインドが生じるのか、実例や予想される反論にも目を向けながら解説します。
また、自分自身で解消するための3つのステップもご紹介します。
自分を大切にし、幸せな人生を送るためのヒントをお伝えしますね。
自分自身に正直に向き合い、ダブルバインドから抜け出しましょう。
1.今回のポイント
ダブルバインドとは、家族や社会の期待に応えようとするが、矛盾する状況に陥り生きづらさを感じる心のジレンマのこと
過去の家族や社会の影響や自己肯定感の低さなどが要因
ダブルバインドから抜け出すためには、自分自身を大切にし、自己肯定感を高めること、専門家のサポートを受けること、自己観察や自己肯定的な言葉を使うなどのステップを踏むことが効果的
この記事を書いている私のかんたんな自己紹介をしますと・・・
裕太
【20年来のアダルトチルドレン・愛着障害・HSPの生きづらさを克服】
現在はナチュラル自己実現カウンセラーとして、主にアダルトチルドレン・愛着障害・HSPの方に向けて生きづらさを克服するカウンセリングとコーチングを提供しています。
生きづらさの克服は言うまでもなく、更に本来の素質を活かした自己実現までをワンストップでサポートしています。
私自身は生きづらさの克服のために、期間にして5年・400万円以上かけてNLP、カウンセリング、コーチングを学んできました。
それぞれの失敗、成功の試行錯誤を繰り返しており、何をどのように使えば良いのか肌感覚で理解していると自負しています。
2.この記事を読むとわかること
今回の記事では、「ダブルバインド」について解説します。
この記事を読むことで、
ダブルバインドについての理解が深まり、自身や周囲の矛盾する期待による生きづらさを明確に理解することができる。
原因やメカニズムを知ることで、自己肯定感の低さや過去の家族や社会の影響に気付き、自己成長に向けた一歩を踏み出すことができる。
ダブルバインドから抜け出し、より健康的な人間関係を築くための具体的な手法を身につけることができる。
アダルトチルドレンにとっては、幼少期に経験したトラウマや混乱がダブルバインドの形で現れることがあります。
ダブルバインドは深刻な心理的影響を及ぼし、自己肯定感や人間関係に悪影響を与える可能性があることがあります。
3.そもそも「ダブルバインド」てなに?
ダブルバインドとは、矛盾するメッセージが同時に伝えられることによって、個人がどのように行動するべきかを判断するのが困難になる心理的状況を指します。
例えば、親から「私を幸せにすることがあなたの義務」というメッセージと、「自分自身を大切にしなさい」というメッセージが同時に伝えられた場合、アダルトチルドレンはどちらのメッセージを優先すべきか判断しづらくなります。
これにより、自己肯定感の低下や、他者との関係においても不安や混乱を抱えることがあります。
例えば、アダルトチルドレンの方が、親や他の大人から以下のようなダブルバインド的なメッセージを受けた場合があります。
・「自分の感情を表現するな」と言われつつ、「自分の気持ちを言わないとわからない」と怒られる。
・「自立しなさい」と言われつつ、「独り立ちするな」と妨げられる。
・「自分を大切にしなさい」と言われつつ、「自分を優先するな」と非難される。
これらのように、相反するメッセージが同時に伝えられることにより、自分の感情や行動を適切に判断するのが難しくなり、自己肯定感の低下や不安、混乱を感じることがあります。
「親には悪気が無かったのでは?」という方もいるでしょう。
確かに、親にはそのような意図は無かったのかもしれません。
しかし、ダブルバインドは相反するメッセージが同時に伝えられることにより、アダルトチルドレンが行動を判断するのを困難にし、心理的影響を及ぼす可能性があることを理解する必要があります。
4.プラスになる考え方・マイナスになる考え方
【プラスになる考え方】
自分自身を受け入れながら、過去のトラウマやダブルバインドの影響を理解し、新しい考え方や行動パターンを身につけることを目指しましょう。
場合によっては専門家のサポートを受けながら、自己成長を促進する姿勢が大切です。
【マイナスになる考え方】
過度の自己否定や自分自身を責める考え方は避けるべきです。
自分自身を厳しく批判し、自分に対して厳しい要求をすることは、逆にストレスを増大させてしまう恐れがあります。
また、他人の期待や評価にばかり気を使ってしまうような考え方も避け、自分自身を大切にすることを忘れないようにしましょう。
5.改善への3ステップ
「ダブルバインド」を改善するための3つのステップは以下の通りです。
・自分の育った環境や親から受けたメッセージを客観的に振り返ります。
・矛盾するメッセージやダブルバインド的な状況を認識し、それが自分にどのような影響を与えたのかを書出し客観視してみましょう。
・自分自身に対して優しく、自分の感情や思考を受け入れることを意識してください。
・自分自身を優先し、自己肯定感を高めるための行動を取り入れましょう。
・自分の気持ちや意見を尊重し、自分の価値観を大切に意識しましょう。
・自分自身を否定するような状況や人間関係を避けるようにし、自分自信を最優先することに許可しましょう。
・場合によっては、心理カウンセリングなど専門家の助けを受けることを検討しましょう。
・ダブルバインドの問題を抱えていることを理解し、専門家に相談することで、解決策を見つけるサポートを受けることができます。
・身近な友人や家族にも自分の感情や状況を話し、理解や支援を受けることも大切です。
6.まとめ
ダブルバインドは、アダルトチルドレンにとって深刻な心理的影響を及ぼす可能性がある心理学の概念です。
相反するメッセージが同時に伝えられることにより、自己肯定感の低下や人間関係の混乱を引き起こすことがあります。
アダルトチルドレンがダブルバインドについての理解を深めることで、自己の感情や行動を適切に判断し、健康的な心の状態を促進することが重要です。
また、生きづらさが深刻になっているのであれば、カウンセラーや専門家のサポートを受けることも検討してください。
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8.よくある質問
ダブルバインドとは、矛盾するメッセージや要求を同時に受ける状況に置かれることで、混乱やストレスを引き起こす心理学的な現象です。
例えば、親からの期待とは異なるメッセージを同時に受けたり、選択の余地がない状況で無理な選択を迫られたりすることがあります。
アダルトチルドレンは、自分自身や他者との関係において矛盾する要求を同時に受けることで、自分の感情や思考が混乱し、自己肯定感が低くなる可能性があります。
また、ダブルバインド的な状況が続くことで、自分自身を犠牲にする傾向や自分を否定する行動を取る可能性があります。
アダルトチルドレンがダブルバインドを解消するためには、以下の3つのステップがあります。
・自己の状況を客観的に見つめ直し、自分自身を受け入れる。
・自分自身を大切にし、自己肯定感を高める。
・必要に応じて専門家のサポートを受けながら、自分自身を理解し、心の健康を意識する。