カウンセラーの選び方
①様々な技法を扱える心理カウンセラーを選ぶこと
一つの技法だけを専門にしている所がありますが、
心理療法の技法とクライアントには相性というものがあります。
例えば、イメージ力の乏しいクライアントさんなのに
イメージ力を使わないと効果が全くでない心理療法しか提供できない場合、
どうすることもできません。
どの技法がピッタリ合うかは、実際に試してみないとわからないものなのです。
ですので、いくつかの技法を扱える心理療法家を選ぶことが大切です。
チェック方法としては、
HPにある心理療法のメニューを見て判断しましょう。
私は、心の傷を癒やし安心を育むカウンセリング、行動を促し自信を育むコーチング、それぞれの技法をあなたの状態に応じて適切に使い分けています。
傾聴だけの聞くだけカウンセラーや、傷を癒やさぬまま無理に行動だけを起こさせようとするコーチングに満足できなかった方は、ぜひ私を指名していただきたいと思います。
②幸せそうな心理カウンセラーを選ぶこと
人は自分以上に他人を幸せにすることができません。
セラピストが幸せであれば、その幸せのパワーはクライアントであるあなたにも流れていきます。
しかし、セラピスト自身が幸せを感じていないようでしたら、
幸せのパワーはあなたに伝わりようがないのです。
コーチング理論においてもコーチの自信や安心はクライアントに伝播すると言われています。
あなたが幸せになりたいのであれば、幸せを感じている心理療法家を選びましょう。
チェック方法としては、HPや情報発信の内容をじっくり確認するか初対面で判断しましょう。
実際に会った時の印象は大切です。
あなたの直感を信じましょう。
なんとなく違和感があるとか、神経質っぽい人だなっていう感覚は伝わってくるものです。
③人生経験が豊富な心理カウンセラーを選ぶこと
例えば、恋愛経験が一切ないセラピストに
恋愛相談を持ちかけても、なんとなく頼りない感じがするでしょう。
もしくは、2度3度と離婚経験のあるセラピストに恋愛相談をしても
なんとなく不信感を感じてしまいます。
様々な人生経験、困難を経験していることは人生において大事。
そして、その困難を乗り越えた経験があるカウンセラーを選ぶことはもっと大切なことです。
必ずプロフィールを読んでください。
そうすれば、心理療法家の生き方や考え方が伝わってくるはず。
そこにあなたが賛同できれば、相性の良い相手の可能性が高いと言えます。
④相性が合う心理カウンセラーを選ぶこと
どんなに技術が優れていても
どんなに幸せそうでも
どんなに人生経験が豊富であっても
相性が合わない人だったら、望む結果は得られません。
相性が合わないなと感じたら迷わず、そして遠慮なくカウンセラーを変えましょう。
こちらも必ずプロフィールをチェックしましょう。
他に動画などがあったら動画内容を確認してみてください。
⑤聴く力と導く力の両方が備わっている
聴く力というのは、クライアントの悩みや弱み等、否定せずにありのままをそのまま受け入れる力です。
あなたの話を最後までじっくり聴いてくれるか確めてみましょう。
むやみやたらに話を挟んできたり、望まぬアドバイスをしてくる人は避けた方が無難です。
導く力というのは、
「こういうふうにやっていこうよ」とクライアントにとっての幸せに向かって堂々と自信を持って導いていくことです。
自信満々で行動力が抜群な人は、導く力はあっても聴く力が乏しい場合が多いです。
逆にやさしくて、物腰が柔らかい人は、じっくりと話を聴いてくれるのですが、導く力が乏しい場合が多いです。
聴く力だけではダメですし、導く力だけでもダメです。
車の両輪のようにバランスがとれている時にカウンセリングは上手くいきます。